Guide
初めてのめだかの
飼育を楽しもう!
めだかの基本知識を知ろうその①
メスとオスの違い
オスは体が細長く、背びれの根元に切れ込みがあり、尻びれは長く四角形に近い形状なのが特徴です。
また、活動性が高く、繁殖期には積極的に泳ぎ回ります。
対してメスは腹部がふっくらとして丸みをおび、背びれの根元に切れ込みがなく、尻びれは三角形に近い形状です。
繁殖期には腹部が膨らみます。
めだかの基本知識を知ろうその②
してはいけないこと
- エサのやりすぎ
- 水合わせ(水温・水質)ができていない
- 相性の悪い生き物を混泳させている
- 飼育容器に対してめだかを多く入れる
特に「水合わせ」は、めだかを長生きさせるのに重要です。
屋内外問わず、水質が急変してしまうとメダカは大きなダメージを受けてしまうため、水合わせをしっかりと行う必要があります。
初心者でも飼育しやすい
「めだか」
1
めだか「うなとろんぐ」
タルミロングフィン×モルフォの掛け合わせを累代した個体。
掛け合わせ用にも面白い個体だと思います。
2
めだか「夜煌」
ラメ系の夜桜、煌の色々な体色のバリエーション、素晴らしいラメと、体外光も乗ることも多々あります!
お店でも人気の魚です。
3
めだか「ふ~は~」
大和紅帝風雅と紅帝ヒレ長を掛け合わせた個体で、風雅とヒレナガを併せ持つヒレナガです。
飼育に必要なもの
- 容器
飼育に必要なもの(室内の場合)
- フィルターシステム
- 水温調節器
- エアレーション装置
- 水質検査キット
- 餌
- 水処理用品
- 照明装置
あれば便利なもの
- 水草
- 水温計
- サイクリング装置
- ウォーターチェンジ用具
- 網
容器の設置方法
①容器の選定
適切なサイズの容器を選びます。
めだかには少なくとも10リットル以上の水容量が必要です。容器は透明で、めだかが自然光を受けられる場所に設置しましょう。
②サブストレートの敷き込み
容器の底にサブストレート(砂や小石など)を敷きます。
サブストレートを水で洗ってから、容器に敷き込んでください。
③水の準備
水道水を使う場合、水質調整が必要です。クロロミンや塩素を除去するために、「水処理剤」を使用するか、水を放置してガスを抜きます。水温はめだかに適した範囲に調整します(20℃〜26℃程度)。
④フィルターと装飾品の設置
容器にフィルターやエアーポンプを設置して水の循環と酸素供給を確保しましょう。さらに、水草や装飾品を追加して、めだかにとって居心地の良い環境を作ります。隠れ家となる場所も用意してください。
以上の作業が済めば、めだかの容器の完成です!
水質管理や定期的な水換えなど、めだかの健康を維持するためのケアも必要ですので、
飼育に関する情報を継続的に学びながら、適切にお世話をしてください。
疑問や不安なことがございましたら、いつでもお気軽にご相談ください!
意外と知らないめだかの知識①
長生きさせるコツ
水質と水温管理
「キレイな水」を保つことが長生きさせるうえで重要です。水中にはフン・尿・食べ残しのエサから発生する有害な物質が徐々に蓄積され、水が『清潔な状態』から『危険な状態』へと変化します。したがって、有害な物質を『バクテリアによって分解』したり、『化学的に吸着させたり』または『水の交換によって取り除いたり』するなど、さまざまな方法で「キレイな水」を維持することを心がけましょう。
適正な数で飼育する
小型のメダカ魚について、おおよそ1匹あたり1リットルの水が必要です。容器に砂や石を配置すると、利用可能な水量が減少するため、飼育可能なメダカの数も制限されます。メダカは容器サイズに合った適正な数にして、過密環境を防ぐようにしましょう。また、めだかが繁殖して稚魚が生まれたり、数が増えたりしたら別容器に分けてください。
意外と知らないめだかの知識②
冬眠時の飼育方法
エサやり
低温下ではめだかの消化能力が低下します。消化が遅くなるため、摂取したエサが効率的に消化吸収されにくくなります。そのため、通常は、1日に2回のエサやりですが、冬眠時期(12月〜3月)に近づくにつれ、少しずつエサの量を減らし水温12℃になったらエサ止めをしてください。
容器の掃除
冬眠時は、エサやりを行いません。したがって容器内での排泄物も発生しません。そのため、冬眠中は水替えを行わず、容器をそのまま安定させておくのが適切です。